この前からハマって見ているドラマ「疫病神シリーズ”螻蛄”」の中で
古美術商のセリフでこんなのがありました。
「コレクターは、隠れて収集することはできない、持っていることを自慢したい」と。
その通りだな〜と。
コレクターは、集めているものを共有したいんです、そこから会話が生まれるとすごくハッピーになる生き物です。
そのため、整理・評価をし公表する”年間ベスト”という行事は、コレクターと切っても切れないイベントになります。
前回のブログでは、各メディアの年間ベストのまとめをしました。
今回は第二弾「Recoyaスタッフが実際にレコード屋で出会った盤の中からチョイスした2017年年間ベスト」です。
2017年はRecoyaの宣伝を自分への言い訳に色々なレコード屋さんに訪問したので、足で稼ぐRecoyaの成果をご覧ください。
神戸の行きつけばっかりで買っているKのBest5
第1位 MOR THIAM – DINI SAFFARAR
教えてもらったレコード屋さん:WORKSHOP records(京都)
買ったのは別のお店のネット通販です。。
WORKSHOPに久しぶりに行った時にかかっていて、店長に尋ねたところ
「もう仕入れ分は売り切れたけどディ○クユニオ○のネットならまだあるかも」
とアーティスト名のメモまで書いてもらいました。
親切すぎます。
WORKSHOPさんにお金払いたいぐらいです。
内容はレアグルーヴメガレア盤の再発で、アフリカ音楽ともジャズとも言えないいい塩梅かつ、コーラスも入っている最高のヤツです。
次またWORKSHOPで知らない音楽に出会って、WORKSHOPのレコードを買いたいです!
第2位 10cc – SHEET MUSIC
買ったレコード屋さん:ROOTS records(香川)
10cc関連のレコードを安く見つけると買い集める習性があります。
ジェケの状態が悪く100円ぐらいでしたが帰って
聴いてびっくりJ dillaのDonutsの元ネタ
でした。
しかも結構そのまんま!
↓J dilla Workinonit
↓ 10cc / The worst band in the world(タイトル。。。w)
第3位 平山みき – 鬼ヶ島
買ったレコード屋さん:Rock’n’ Roll Aids Production(ロックンロールエイズプロダクション)(神戸)
行きつけのお店です。
好みを理解してもらって的確にオススメを紹介してもらえる。同じお店に通うとそんないいことがあります!
こちらは、
平山みきの筒美京平氏から近田春夫へプロデューサーがバトンタッチした作品で。。。。最高です。
店長の平山みきファンっぷりのいろんな話を聞いていると余計に音楽がグッときます。
これ以外でも、、
- ティンバ・ミッシーエリオットにハマっていると言ったら出てきたKelis – Tasty
- 実はB面がはっぴいえんどのカバーと教えてもらった カーネーションのCDシングル
- SUPERGRASSのファーストが実はすごい
などなど数えだすとキリがないです。
Shineeの話からzion.Tの新譜も先日教えてもらいました。
音楽ネタの仕入れの場として最高です。
音楽好き一人に一件行きつけのレコード屋さんを!!!
第4位 Almendra Ⅱ
買ったレコード屋さん:ディスクユニオン池袋店(東京)
アルゼンチンロックの名盤。
スピネッタをはじめチャーリーガルシア、マテオなどの南米ロックのレコードをずっと探しているんですが、なかなかポロっと中古レコード屋さんでは出くわさない。
なので現物を見てテンション上がって買っちゃいました。(再発です)
ディスクユニオンはこういう出会いが5枚ぐらい一気に来たりするのでお財布に注意です。
第5位 Roger Smith – BEACH ROMANCE
買ったレコード屋さん:ノアルイズ・レコード(下北沢)
トロピカルな50年代ポップス集。
前情報も全くなしで、ジャケとタイトルの絶妙な香りから選んで購入。知らないジャンルに強いお店に行って店長に教えてもらったり、雰囲気で買ってみたりするのも楽しいです。
今回のこのアルバムは当たりで、50’sなボーカルだけどバックは少しトロピカルなバランスがすごくよかった。
大阪で主にディグってるTが選んだBest5
第1位 Traxman – Da Mind of Traxman
買った場所:RISSEI PROM PARTY
コメント:立誠小学校さよならイベントのレコード市で300円でゲットしました!Traxman はやっぱりかっこいい。でも家でかけていると、「パリコレみたいな音楽」と言われます。まあ、わからんでもない。
レコードのいいところの一つは、手に入れたときの思い出が膨らんでいくところですね。買った場所や金額や一緒にいた人、おすすめされたときのエピソードがジャケを見ると思い出せます。
そのあたりは、デジタルだとなかなか得難いものです。
第2位 Kaytranada – 99.9%
買ったレコード屋さん:MINT Records 本店
コメント:割りと手頃な価格で手に入れることができました。一緒に Blood Orange の Freetown Sound も購入。状態もかなりよかったです。CDバージョン付き。
一見、新し目のレコードはあまりなさそうなお店でも、タイミングによってはポロっと探してたものが見つかったりするのが面白いですね。
第3位 The Natural Yogurt Band – Away With Melancholy
買ったレコード屋さん:VOXMUSIC
コメント:そこそこレア盤なので値ははりましたが、買ってよかった。10インチ盤です。
いい音楽と出会うため、レコード屋さんの入荷情報 tweet を追っかけているのですが、apple music で聞いているうちにレコードがどうしても欲しくなってしまったパターン。
第4位 Lauryn Hill – The Miseducation of Lauryn Hill
買ったレコード屋さん:MUSIC SHOP ○か×
コメント:けっこう迷った末に買いました。レコードで聞くと新鮮です。
高校や大学時代にリアルタイムで聞いてたアルバムをレコードで聴きたくなって買ってしまったパターンです。
世代的に、一番レコードがプレスされてなかった谷間の時期なので、どれもそこそこの値段がするのがつらいところ。
第5位 Chanels – Live At Whisky A Go Go
買ったレコード屋さん:サウンド・パック アナログ店
コメント:アメリカツアーのライブ盤。クワマンのイケメンボイスも聴けます。
Amazon とかでも同じくらいの値段で売ってたりするのですが、リアル店舗で欲しかったやつと出会うとやっぱりつい買ってしまいます。
レコード屋さんによって楽しみ方は色々です。
安いレコードから欲しいものを見つけ出したり、、、
全然知らない音楽を教えてもらったり、、
はたまた、ずっと探していた高〜〜いレコードをプルプルしながら買ったり。。
それぞれに合ったレコード屋さんがあるので、ぜひ一度新しいお店に足を運んでみてくださいー!