2017年 年間ベスト(第三弾) – Recoyaスタッフのベスト10 –

遅くなりましたが!2017年Recoya二人の年間ベストまとめてみました!2017年の新作のみ対象ではないタイプの年間ベストです。二人がそれぞれ2017年に聴いた・知った音楽です。

先週 the internetの大阪公演行きましたが、それぞれのソロもやりつつのゆるい感じで友達のライブを観ているような緩さもあり、よかったです。

Steve Lacy あれで10代って、天才かよ

Matt Martiansゆるゆるやな。Patrick Paige II ラップかよ!

では、二人のベストです。

コモリのBest10

1. EDUARDO  MATEO – MAL TIEMPO SOBRE ALCHEMIA

2016年からハマりにハマっているウルグアイのスター。ビートルズが全世界に広まったフラワームーブメントのウルグアイ版バンドEL KINTOのメンバーだった人。ソロ作が時代を重ねるごとに異次元な仕上がりになっていく人。特に埋め込んでいる動画の1987年のアルバムが最高です。シンセと癖のある声、AORにもトロピカルにもならない音楽です。

apple music(同アルバムはなかったので、リンク先はソロ1作目です。こちらも素晴らしいです。) : https://itunes.apple.com/jp/album/mateo-solo-bien-se-lame/952485910

2. Matt Martians – The Drum Chord Theory

1/24にthe internetのライブ観てきました。音源ではMatt martiansが好きですがライブでは、Steve Lacyのプリンスのような雰囲気に引き込まれました。ギターを弾きながらメロウに歌うのはかっこいいですね。

ラフでトラックの音選びが楽しいアルバム。

Apple Music : https://itunes.apple.com/jp/album/the-drum-chord-theory/1194536226

3. laura marling – Semper Femina

Cat Powerやジョセフィンフォスターなどと同列のイギリスのSSWの6枚目のアルバム。これまでは弾き語りの感じが強かったが、今回は女性SSWをプロデュースするといい感じにアメリカーナに仕上げるBlake Millsのプロデュース。バンド過ぎず、SSW過ぎずに仕上がっています。動画はラストの曲でギターの絡みがシンプルかつ極上です。

apple music : https://itunes.apple.com/jp/album/semper-femina/1182769227

4. Josef Hassid

天才バイオリニスト。ひとまず、wikipediaをチェック。恋煩いですね。その上で演奏を聴くとたまらないです。

Apple music : https://itunes.apple.com/jp/album/teenage-genius-his-complete-published-oeuvre/1250086293

5. 宇多田ヒカル – Fantome

一年遅れで感動。この人の歌と独自性はすごいんですね。最新のものを最新のうちに評価ができる方々は本当にすごいと思います。

apple music : https://itunes.apple.com/jp/album/fant%C3%B4me/1149548791

6. UPPER HAND AND OTHER GRAND ILLUSIONS – DIGGS DUKE

なにはともあれ、この曲です!prince(殿下)がクリスタルボールで出現された、オリエンタルなんでもありとズルズルのファンクネスを密室でしこしこ混ぜ合わせた音楽を2015年に再現した音楽。上がりきらない感じがエロいです。

apple music : https://itunes.apple.com/jp/album/the-upper-hand-other-grand-illusions-ep/894467129

7. Caveman Smack – Dem Hunger

leaving records漁りをしていた時に見つけた2010年作の1枚、ストリート感とコラージュを結びつけた脳内イメージを音に昇華したような音楽!!テープのフォーマットも含めて絶妙!

apple music : https://itunes.apple.com/jp/album/caveman-smack/1049526551

8. はじまりバーン! – コッシー, スイちゃん, サボさん & オフロスキー

子供がいると気づくNHKの子供番組のクオリティ。こちらは歌謡曲のエッセンスを散りばめたディスコポップかと思います。YOUTUBEが見つからないので、itunesのリンクでサンプル聴けます。

iTunes : https://itunes.apple.com/jp/album/hajimari-burn-single/1283164585

9. 平山みき – 鬼ヶ島

1982年作、筒美京平から近田春夫にプロデューサーが変わった作品、NWと平山みきの声が混じり合って独自の世界。というかとりあえずかっこいいです。文字で書くよりずっと引き込まれる音楽です。

10. solomons garden – Welocome to the garden

タワーレコード ナイスBGM賞。イギリスの感じが出てて、ブラックロックを通過してマッシブアタックぽさもある。そこまでアッパーではなく、軽く聴きたい時にすっと手が伸びる音楽、中毒性もあります。

apple music : https://itunes.apple.com/jp/album/welcome-to-the-garden/1238710680

ランクインしなかったけど、

  • ciyo – so inviting
  • RANCID V
  • SHINEEのカセット
  • kenneth higney
  • PILOT
  • charly garcia
  • ユパンキ
  • Sondre Lerche

などなどよかったです。

タカムラが選んだBest10

1. Steve Lacy – Steve Lacy’s Demo

The Internet の最年少メンバー Steve Lacy のソロデビューEP。
洗練されてはないですが、その分ソングライティングのセンスが際立ちます。とても18歳とは思えないアーティストです。The Internet の Ego Death の 楽曲にもこの人がかなり影響を与えていたのがよくわかります。

レコーディングは全て iPhone で行っていたとのこと。その辺の感性にも新しい時代を感じます。
ハマりすぎて、一時期狂ったように聴いていました。ぜひまたフルアルバムも出してほしいです。

Apple Music : https://itunes.apple.com/jp/album/steve-lacys-demo-ep/1207820151

スポッティファイ googleplaymusic、アマゾンのLPのリンク(アフィリ アカウント子守)

2. Reginald Omas Mamode IV – Children of Nu

前作も良かったのですが、それを超える出来栄え。ミニマルなつっかえたようなリズムがたまらなく癖になります。

派手さはなく、特に盛り上がるところもないのですが、ずっと気持ちよく聴いていられます。

仮に、死ぬまでどれか1枚のアルバムを聴き続けなければいけないとなった場合、僕はこのアルバムを選ぶかもしれません。

3. Still Woozy – Goodie Bag

なんかツボに入りまくった一曲。元 Feed Me Jack の人のソロ作。EP ですらないですが、堂々の3位ランクイン。

フワフワしながらも芯のある曲調と、優しく若干の憂いを帯びた声がマッチしています。

たまたま、Apple Music の New Music Mix で知りました。この人もアルバムが待ち望まれる1人です。

4. Tempalay – from JAPAN 2

先行リリースの「革命前夜」が良くて、気になっていたところにアルバムがリリースされ、かなりハマりました。

邦楽でも洋楽でもないような独特な雰囲気を持つバンドで、力まず聴けるのがいいですね。

シングルカットされた曲はもちろん、他の曲も出来がよいので、大抵アルバム通して聴いています。

ぜひ、LP でもリリースしてほしい一枚です。

5. Yellow Days – Is Everything OK in Your World?

前作「Harmless Melodies」では、とても17歳とは思えない歌声と渋いソングライティングで度肝を抜いてくれた Yellow days ですが、今作でもそのあたりは健在です。

King Krule や Cosmo Pyke あたりが好きな人はきっと気に入るんじゃないでしょうか。心にしみます。

6. DJ Harrison – Slyish

2017年に出した「HazyMoods」ではなく、その前年にリリースの Slyish にハマりました。

モコモコしたサウンドと、ほどよいテンションが病みつきです。LP はリリースされていないのが残念ですが、カセットテープが出ているようなので、一度聴いてみたいです。

7. Pellican Child – Turn Me Down

Apple Music で1曲出したっきり音沙汰のないヒップホップアーティストです。

Biz Markie あたりを彷彿とさせるような脱力した感じがドンピシャでツボだったんで続きを期待しているのですが、もう音楽活動をやめちゃったんでしょうか。

ある意味、オンラインでの視聴環境が整っているこの時代だからこそ出会えたアーティストともいえます。

8. LA Priest – Inji

少し前のアルバムですが、よく聴いたのでランクイン。

元 Late Of The Pier のフロントマンである Sam Dust が現在の Soft Hair で活動する前にリリースしたソロアルバムです。

ひねくれてはいますが、ノリが良くポップセンスが抜群なので、テンションを上げたいときによく聴いていました。

9. Cosmo Pyke – Chronic Sunshine

夏頃によく聴いていた曲。ロートーンもファルセットも気持ちよく、爽やかな曲調ながら少し意外性のある展開で飽きません。

去年はイギリスの若手アーティストが結構気になった年でした。

10. Jay Daniel – Broken Knowz

ミニマルでパーカッシヴな Jay Daniel のファーストアルバム。音数が少なく無機質だけど、音は温かみがあるのでずっと聴いていられます。

無理矢理10位までまとめましたが、絞るのは難しいですね〜。ちなみに次点はこんな感じでした!

  • Thundercat – Drunk
  • Gabriel Garzon-Montano – Jardin
  • Matt Martians – The Drum Chord Theory
  • Zack Villere – Little World
  • The Last Artful, Dodgr – Bone Music
  • Manwolves – Shreddy Krueger
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